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【明石港】港の鳥たち
- 01_自然観察,03_自由研究,05_見学・おでかけ
兵庫県の理科実験教室、キッズアース播磨町校です。
当校のある「播磨町」は、「加古川市」と「明石市」の間にある小さな町です。
なので、「加古川」にも「明石」にも(あわせて「姫路」や「神戸」にも)よく出かけます。
今回は、「明石駅」から、港に向かって散策してみました。
【明石の港】
古来より、瀬戸内海は、京都(奈良)-大阪-西国-九州を結ぶ、海上交通の主要路でした。
『源氏物語』にも「明石」の巻がありますね。
この「明石の君」は、教養もある素敵な女性として描かれています。
また、明石の港から少し東に行ったところには「休天神」とも言われる明石天満宮があり、菅原道真公が大宰府に向かわれる際に休まれた石もあったりします。
(テレビ明石さんによる紹介はこちら)
明石からは、淡路島がくっきりと見えます。
明石海峡大橋が出来る前は、明石と淡路を結ぶフェリーがあり、この海上交通路は「国道28号線」として使われていました 。
【旧波門崎燈籠堂と灯台守】
港に欠かせないのは灯台ですが、明石港には「旧波門崎燈籠堂」という、1657年に作られた、日本で設置年代が2番目に古く、石造では最古の灯台が残っています。
1963年まで使われていたそうで、300年にわたり、海の安全を見守ってきたことになります。
人が立ち入ることは出来ませんが、この日は航行の安全を夢見る灯台守がいました。
残念ながら、上の方は崩れており、全体的にも少しさびれた印象があります。
国の登録有形文化財でもあるので、もう少し、整備して欲しいと思うところですが、色々と事情があるようで…。
(神戸新聞さんの記事)
さて、明石市立文化博物館さんでは、2020年10月31日~12月6日で「明石の港津」と題した展覧会を行うそうです。
これを機に、ここの整備も進むと良いですね。
【港の鳥たち】
さて、播磨町も海に面していますが、当校は海から少し離れているので、近隣で見かける鳥はスズメやヒヨドリ、メジロ、セキレイなどが多く、川や池の近くだとサギ類、カモ類が中心になります。
明石港では、港に停泊する船の上にウを見ることが出来ました。
別の漁船が近づくと、海上へ移動し、船の近くで潜って魚を捕まえたりしていました。
サギのたたずまいも美しい。
船に乗り込んでいるサギもいました。
トビも多く飛び交っていました。
山などに行くと飛ぶトビはよく見ますが、こうやって休んでるトビを写真で撮れることはなかなかないですね。
カモメも来ていましたよ。
ウミネコもカモメ科の鳥ですが、ウミネコは目の周り、嘴の先が赤く、足が黄色いので違います。
ちなみにウミネコは日本に年中いますが、カモメは渡り鳥で冬鳥として日本に来るとのこと。
特徴からすると、セグロカモメのようですね。(参考:主なカモメの見分け方)
バードウォッチング、というほどではありませんが、鳥や花に注目して散歩をすると、いつもの風景も違って見えてきますね。
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