キッズアース播磨町校「共明塾」

ブログ・お知らせ

【食べられる実験】みんな大好きポップコーン!

    03_自由研究,10_動画
兵庫県の理科実験教室キッズアース播磨町校です。

今回は、「食べられる実験」として、ポップコーンを作ります♪

用意するものは、

  • ポップコーン用のトウモロコシ豆
  • ガラスのフタ付きの深めのフライパン
  • 食用油
です。


【ポップコーンを作ろう!】


作り方は簡単!
ポップコーン用のトウモロコシ豆を深めのフライパンに並べ、

 

油を回し掛けて、塩を少々振ります。



フタをしてしばらく温めていると...


弾けだしました!
さらに音が出なくなるまで待って...




ポップコーンが出来ました!
塩気が足りなければ、もう少し塩を振ってみましょう。
最初に食用油ではなく、バターにすると、もう少し違う味わいになったかもですね(焦げるかな?)



【ポップコーンを食べよう!】


さっそく出来たてを食べてみましょう!

市販のものと比べて出来立てはどうですか?

何より、作る過程が楽しかったですね。

単純ですが、不思議な食べ物実験と言えると思います。




【ポップコーンを科学する!】


では、どうして、ポップコーンは弾けるのでしょう?
普通のトウモロコシの粒でやったらどうなるのでしょう?

では、普通のトウモロコシの粒と、ポップコーンのもとになった粒を比べてみましょう。

普通のトウモロコシの粒は、みずみずしいですが、ポップコーンの粒は硬いですね。
ポップコーンに使われる種は「爆裂種」と言われます。すごい名前ですね。

ジャパンフリトレーさん(↓のメーカーさんです)が、普通のトウモロコシとの比較実験をしていますので、こちらをご覧ください。




この中でも説明されていますが、「爆裂種」の種は、水分が少なく、硬い部分が多くなっています。


温度が上がると、水が水蒸気になって膨らみます。
しかし、周りの硬い部分に邪魔されて、うまく水分を逃がすことが出来ず、中の圧力が高まります。
圧力が限界を超えると、爆発するように水分が飛び出し、ポップコーンになるのです。

なので、普通のトウモロコシポップコーンにすることは出来ません。


圧力をかけて、水分を爆発させて作るお菓子...。
そう、ポン菓子もそうですね。

お米をそのままフライパンで炒めても膨らみませんが、特別な機械で圧力をかけることで、お米を「爆発」させ、美味しいポン菓子が出来るわけです。

特別な機械を使わない場合、水分を飛び出させればよいので、玄米の状態のままでフライパンで熱したり、封筒に入れて電子レンジで加熱したりすることで、近いものを作ることが出来ます。
また、精米したお米を油で揚げても、フワフワになりますね。
こちらのサイトをご参照ください)

美味しいお菓子を楽しみながら、科学に思いをはせてみましょう!

    夏休みの自由研究,夏休み自由研究,自由研究,食べられる,食べられる実験,美味しい,美味しい実験,理科実験,理科実験教室,理科実験自由研究,料理,ポップコーン

オススメ記事