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【サイエンスショー】新聞紙エアドーム@播磨町
- 03_自由研究,04_イベント・講演会,理科
SDGsアドバイザーが講師をつとめる、兵庫県の理科実験教室、キッズアース播磨町校です。
サイエンスショーを行う際に、たくさんの本を参考にさせて頂いていますが、
「ガリレオ工房の科学あそび」シリーズもその一つ。
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このシリーズの中に収録されている実験の一つが「新聞紙エアドーム」です。
結構大掛かりな実験で、たくさんの生徒さんの協力がないと出来ません。
今回は、播磨町「みんなでアソビバ!」の夏休み企画として、やらせて頂きました。
【空気銃をつくろう!】
しかし、せっかくの夏休み企画なのに、「新聞紙エアドーム」だけでは、持って帰られるものがありません。
なので、低学年には「空気銃」、高学年には「風力car」を作って持って帰ってもらいます。
低学年向けの「空気銃」は、塩ビパイプを組み立てるだけの簡単仕様。
そこからシールやカラーガムテなどでデコレーションしてもらいます。
完成後は、的当てをして楽しんでもらいました。
新聞紙は、広げると、縦横の比が「2:3」になっています。
【風力carをつくろう!】
高学年向けの「風力car」は、二つのカバーのどちらかを選んでもらいます。
これにより、電池などがむき出しではなくなるのと、絵を描いてもらったりすることで、それぞれオリジナルの「風力car」になります。
モーターの確認も兼ねて、レースも行いました。
【新聞紙エアドームをつくろう!】
新聞紙は、広げると、縦横の比が「2:3」になっています。
このため、縦に3枚&横に2枚、貼り合わせると正方形が出来ます。
この正方形の「ユニット」を組み合わせて「床」と「天井」を作り、空気が漏れないよう端を折り曲げて、大きな袋にします。
この正方形の「ユニット」を組み合わせて「床」と「天井」を作り、空気が漏れないよう端を折り曲げて、大きな袋にします。
このようにすると、少しの気圧差があれば、袋は膨らみます。
うちわで軽くあおぎ続けるだけで、膨らんだままにすることが出来るのです。
ただし、空気を入れ続けないとしぼんでしまいます。
以前にやった時は、うちわで扇ぐ班と中で遊ぶ班を順繰りに、としていたのですが、
気が付けばみんな遊びたがりますし、結局大人があおぐことになってしんどい、ということが分かりましたので、
なので、今回は扇風機を使って、気圧を維持しました。
東京ドームなども、この「気圧差」と少ない梁で天井を支えています。
ドーム球場の真ん中に、柱を立てなくても良いのは、この空気の力のおかげです。
なお、東京ドームでも、内外の気圧差は、ビルの1階と9階くらいの差しかないそうです。
さて、とても楽しい実験ですが、お片付けもしないといけません。
「残念なことに、このドームを置いておけないので、片づけるために壊さないとなりません。」
と言った数秒後には、この状態になっていました。
もちろん、ゴミ袋に入れるところまで、みなさん手伝ってくれましたよ。
低学年も高学年も、とても楽しむことの出来た、良い実験になりました。
【サイエンスショー】
当校実施のサイエンスショーは、テーマ別の体験型実験教室となっており、どの講座も楽しい内容になっています。
もちろん、今回の「新聞紙エアドーム」はじめ、ご相談に応じて、新テーマで行うことも可能ですし、コラボ企画なども検討いたします。
また、金額につきましては、予算に応じての実施とさせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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