ブログ・お知らせ
【子午線の街 明石散策】巽櫓・坤櫓と子午線
- 03_自由研究,05_見学・おでかけ
明石城に現存しているのは、「巽櫓(たつみやぐら)」と「坤櫓(ひつじさるやぐら)」です。
それぞれ漢字一字で「巽(たつみ)」、「坤(ひつじさる)」と読みます。
これは方角を意味する言葉で、昔は方角を十二支で表していたとことから来ています。
下の図を見てください。
「たつ」と「み」の間(南と東のちょうど真ん中)だから「たつみ」で、南東の方角を
「ひつじ」と「さる」の間(南と西のちょうど真ん中)だから「ひつじさる」で、南西の方角を指します。
さて、この十二支の図を見ると、北が「子」で、南が「午」。
この二つを結ぶ線を「子午線(しごせん)」というのです。
(これに直行する東西を結ぶ線は「卯酉線(ぼうゆうせん)」と言います)
明石は、日本標準時子午線(東経135度)が通る「子午線の街」でもあります。
そのお城に残された櫓の名前が「巽」「坤」というのも、面白いですね。
- 卯酉線,鬼門,宮本武蔵,坤,坤櫓,子午線,巽,巽櫓,方位,方角,明石,明石公園,明石城,明石市
オススメ記事
-
- 03_自由研究,04_イベント・講演会,理科
-
- 03_自由研究,04_イベント・講演会,理科
-
- 03_自由研究,04_イベント・講演会,理科