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【虹の日】虹の色の数は?
- 01_自然観察,03_自由研究
7月16日を「なないろ」と読んで、「虹の日」なのだそうです。
「虹の色の数は?」と聞くと、ほとんどの日本人は「7色」と答えると思います。
いわゆる「赤・燈・黄・緑・青・藍・紫(せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し)」ですね。
しかし、実際の虹に、はっきりした線が見えるわけではありません。
では、どうして「7色」、なのでしょうか?
実は「7色」の考え方は、ニュートンと密接に結びついています。
そう、あの万有引力の法則で有名なニュートンです。
(wikiより)
英語圏では、虹の色は「青」と「藍」をまとめて「青」として「6色」で捉えるのが、今の主流です。
ニュートンも初期は「藍」も「燈」もない「5色」と考えていました。
しかし、その後、ニュートンは、光の分類を「音階」や「一週間の定義」「太陽系システム」などと結び付け、「7色」と定義。
日本では江戸時代の末期に「7色」という定義が伝わってきたようです。
そして、おそらく、日本では「7」の縁起の良さ、「赤・燈・黄・緑・青・藍・紫(せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し)」の語呂の良さから、「7色」の定義が定着したものと思われます。
(それ以前だと、陰陽五行説に結びついた「5色(青・赤・黄・白・黒(紫))」が主流だったのではないか、と思われます。)
先程書いたように、英語圏では「6色」が主流。「5色」や「3色」と捉える文化もあります。
「虹は7色」というのは、日本文化に基づいた色の見方なのです。
(ニュートンが「7色」としたのも、彼の思想に基づいていたのだ、という言い方も出来ます。)
ですから、この7月16日を「なないろ」と読んで「虹の日」とするのは、
(もちろん「なないろ」という読み方からしてそうなのですが)
日本特有の記念日、ということになります。
「虹の日」公式サイトというのもあります。
ここを見ると、日本記念日協会公式の記念日ということですが、
デザイナーの山内康弘(ヤマウチヤスヒロ)さんという方が制定されたそうです。
この日に合わせられなかったのは残念ですが、
理科実験教室スタンダードクラスでは、もうじき「虹」の実験をやりますよ!
楽しみにしていてくださいね♪
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