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【防災の日】兵庫県三木総合防災公園
- 05_見学・おでかけ
9月1日は、「防災の日」です。
1923年のこの日、関東大震災が起こったことにちなみ、国により制定されました。
近年、毎年のように様々な自然災害を耳にする気がします。
この「防災の日」の前後には、台風が多いとされる「二百十日」があるのですが(1985年〜2020年までは閏年を除き9月1日)、2019年も九州地方に豪雨災害がもたらされました。
私自身も何度か災害ボランティアに参加したことがありますが、それまでの生活基盤が壊されてしまうのは、数字では表しきれない痛みと恐怖を伴うものです。
一日も早い復興を祈るばかりです。
さて、兵庫県では、阪神・淡路大震災の被害を教訓に、行政レベルでも「防災」への取り組みが行われています。
その拠点となっているのが、「三木総合防災公園」および「兵庫県広域防災センター」です。
先日行われた Kiss FM KOBEさん主催の「中野耕史と行く!北はりまインフラツアー」で、ここにお伺いさせて頂きました。
兵庫県の防災拠点でもあり、他地域への支援拠点ともなるこの施設は、202.5haという広大な敷地を持ち、通常は陸上競技場や野球場として活用されています。
しかし、災害発生時には、
(1)資機材・機器・食料・医薬品等救援物資の仕分け・集配拠点
(2)復旧・救援要員の活動拠点
(3)救援資機材・食料等の備蓄拠点
として利用されるのです。
国際競技も可能な、この陸上競技場の観覧席の下の部分は、備蓄倉庫になっています。
しかも、とても広い!
食料だけでなく、毛布や電源、ボート、テント、簡易トイレ、簡易風呂など、様々なものが備蓄されています。
また、この競技場部分は、災害が長引いたときに、自衛隊をはじめとした方々のテントが設営できるように計画されているのです。
万が一のことがあった時のために、こうやって県として出来る限りの準備をしてくれている、というのは、心強く有難いことです。
もちろん、県や市町に頼るだけでなく、自治会としても、個人としても、備えるべきは備えておくことはとても大切ですし、何もないのが一番なのですが。
追記:
台風の被害にあわれた地域の皆様の少しでも早い復旧と復興をお祈り申し上げます。
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