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【ゲームと勉強】マインクラフトで学ぶ「岩石」の種類
- 07_おすすめ本・映画
マインクラフトというゲームがあります。
様々なプラットフォームから出ており、2019年時点で、世界で最も売れているゲームなのだそうです。
映画「レディ・プレイヤー1」の冒頭近くのシーンでも、マインクラフトの画像が使われていました。
さて、このゲーム、「サンドボックス」というジャンルに分類されます。
「サンドボックス」とは、いわば「砂場」。
特にゴールがあるというわけではなく、自分で好きなように世界を構築すること自体を楽しみます。
最近ではプログラミング教育の教材としても注目されています。
ゲームを進めていく中で、様々な「回路」を作ったりすることも出来るからです。
さて、このゲームの中では、土を掘って、丸石や砂利などを手に入れることが出来ます。
これらを加工して、新たな道具を作ったりすることが出来るのです。
ゲームを進めていると「閃緑岩(せんりょくがん)」という石が出てきました。
さらに「花崗岩(かこうがん)」や「安山岩(あんざんがん)」も。
なかなか現実でこんなに大量に「閃緑岩」や「花崗岩」に意識して接する機会も少ないので、岩石の分類を学ぶことにしました。
岩石は、大きく分けると3種類になります。
マグマが固まってできた「火成岩(かせいがん)」
水底などに堆積したものが長い時間をかけて石になった「堆積岩(たいせきがん)」
既にあった岩石が、圧力や温度などが加わって変成した「変成岩(へんせいがん)」
さらに詳しい分類は下記の通りです。
化石は主に堆積岩から見つかりますが、岩がどうやって出来たかを考えれば、理由が分かりますね。
なお、「花崗岩」のことを、石材としては「御影石(みかげいし)」とも言いますが、「御影(みかげ)」は兵庫県神戸市にある地名で、六甲山地で採れた花崗岩がこの「御影」から出荷されていたことにちなみます。
また「玄武岩」も、兵庫県にある「玄武洞」に由来しています。
(詳しくは「玄武洞ミュージアム」をどうぞ。)
いずれもこの本に詳しい「物語」が載っていました。
学ぶきっかけは、本でもゲームでも何でも良くて、それ以上に「これは何だろう? どういう意味だろう?」と疑問に思い、調べてみる「好奇心」こそが大事です。
「ゲームで得た知識なんて」「テレビで得た知識なんて」と思う方がいるかもしれませんが、そういった雑多な知識が、勉強や現実と結びついた時、本当に力を発揮するのです。
もちろん、バランス良く、というのも大切なのですけどね。
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