キッズアース播磨町校「共明塾」

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【スーパーコンピューター】富岳見参!

    03_自由研究,05_見学・おでかけ,算数・数学

では、この4つのランキングとは何なのでしょう?
実は、それぞれ下記のような観点から評価がなされています。

TOP500 1993年からの歴史がある。
このランキングで第1位になったスパコンが
世界一のスパコン」と称される場合が多い。
「富岳」のスコアは 415.5ペタフロップス。
2位のSummit(148.6ペタフロップス)の2.8倍。
HPCG TOP500での性能と実際のアプリケーションを
実行したときの性能が違うため、実際のアプリケーションで
よく使われるプログラムで性能を評価するために提案された。
「富岳」のスコアは13.4ペタフロップス。
2位のSummit(2.92ペタフロップス)の4.5倍以上。
HPL-AI ディープラーニングなどの
AI処理の性能演算性能を比較するために提案された。
「富岳」のスコアは1.42エクサフロップス。
2位のSummit(0.55エクサフロップス)の2.5倍以上。
Graph500 ビッグデータ解析に使われる、
超大規模グラフの探索能力で計算機を評価するベンチマーク。
演算能力だけでなく、メモリ性能、ネットワーク性能も重要となる。
「富岳」のスコアは70,980ギガテップス。
2位の神威・太湖之光(23,756ギガテップス)の約3倍。

※ 上記内容は理化学研究所サイトより抜粋

単に計算量の多さだけでなく、システム自体の有用性も問われています。
富岳」がどれだけ実用的で高性能かということが分かりますね。


9月3日と4日に行われていた「国際フロンティア産業メッセ2020」にて「富岳」のブースにお邪魔しました。

富岳ロゴ

富岳」は神戸ポートアイランド内(ポートライナー:「京コンピューター前駅」)にあり、

現在は、「新型コロナウィルス」に対しても、「富岳」を利用した様々な研究が行われています。

内容 課題代表者
医学的研究
「富岳」による新型コロナウイルスの
治療薬候補同定
新型コロナウイルスの
治療薬となりえる物質を探索します。
理化学研究所/京都大学
奥野 恭史
「富岳」を用いた新型コロナウイルス
表面のタンパク質動的構造予測
新型コロナウイルスの
性質を明らかにします。
理化学研究所
杉田 有治
新型コロナウイルス関連タンパク質
に対するフラグメント分子軌道計算
新型コロナウイルスの
性質を明らかにします。
立教大学
望月 祐志
社会的研究
パンデミック現象および対策の
シミュレーション解析
新型コロナウイルスの感染拡大及び
その社会経済的影響を明らかにします。
理化学研究所
伊藤 伸泰
室内環境における
ウイルス飛沫感染の予測とその対策
新型コロナウイルスの
感染拡大の様子を明らかにします。
理化学研究所/神戸大学
坪倉 誠

これらの研究の成果が上がってくることにも期待、ですが、もちろん、それだけではありません。



以前の「」でも、様々な研究成果が出されており(こちら)、
さらにレベルアップした「富岳」での、今後の研究が期待されますね。


」の見学は行ったことがありますが、「富岳」はまだです。
見学ツアーや、説明会などの機会があれば、是非また近いうちに行きたいものです。

10/31(土)にバーチャルツアーなどが予定されているようなので、これに参加するのも良いですね。
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