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【あかねカレッジ】サイエンス学科、明石市立天文科学館へ行く!

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東大卒講師が勉強のノウハウを楽しく教える、播磨町の共明塾です。神戸、加古川、明石、高砂からも是非お越しください。

当校の代表講師、森田孝明は、2022年度から明石の生涯学習の場である「あかねカレッジ (akane-college.jp)」の
科目別コース「サイエンス学科」講師兼コーディネーターを務めています。

講師としてお話をする機会もあるのですが、外部への見学も時として行っています。
今回は、明石市立天文科学館 (am12.jp)さんのお話をお伺いした上で、実際に見学に行ってきました。



【明石市立天文科学館】


明石市立天文科学館 (am12.jp)は、昨年60周年を迎えた由緒ある天文科学館です。

当サイトでも、何度か記事で書いています。


とは言え、しっかりと中について書くのは初めてかも知れません。

何故、明石の地に天文科学館があるか、というと、「日本標準時子午線(にほんひょうじゅんじしごせん)」が明石を通っているからです。
「子午線」は地球の南北を結んだ線を指しますが、「日本標準時子午線」は、日本の「時間」を決める基準となる「子午線」。

この天文科学館の中にも、この「子午線」と「時」そして「宇宙」につながる様々な展示が行われています。
今回は「子午線」と「時」に注目して見ていきましょう。

まずは、入館の前に、外に置かれている「漏刻」のところ、赤い文字で「日本標準時子午線」と書かれています。

   

「日本標準時子午線」は、この天文科学館のシンボルでもある大時計を通るわけですが、
そこから真下のでっぱり部分も、「日本標準時子午線」を意味しているのですね。

なお、この大時計は、阪神淡路大震災の時に止まってしまい、現在は3代目になります。

止まってしまった2代目の時計は「現代社会学部社会防災学科」を持つ神戸学院大学さんにあります。

この漏刻から海の方を見てみると、明石を代表する作家さんである伊藤太一先生の「子午線の旅」という作品が飾られています。

  

これが本当に凄い作品で、もちろん、太一先生の温かい画風そのものも素晴らしいのですが、
内容も、子午線を軸に、子午線を示す各地の標柱はもちろん、兵庫(だけではなく)各地の名所、名物まで描かれた大作。

是非、じっくり見て頂きたいです。

この後、天文科学館内で、この本が売られていたので、購入しました(笑)

さぁ、館内に入っていきましょう。

【子午線を探せ!】


館内にも、たくさんの子午線が示されています。

もちろん、展望室の子午線はとても分かりやすいですが、

   


展示室の方にもたくさんの「子午線」が隠れています。

    

意識しないと見つけづらいかもしれませんが、鏡を使った展示になっていて、
ずーっと向こうまで、子午線が続いているというイメージを持ちやすくなっています。

面白いのは、この2つ。

  

左は「太陽系」の展示室。この床の白い線が「子午線」で、しっかり太陽を通っているのです。

そして、右の2枚。
これ、実はエレベーターの中の写真なのです。
星を描いた天井に走る赤い線。
これこそが「子午線」!

何度も乗っているにもかかわらず、今回教えて頂くまで知りませんでした。

【プラネタリウム鑑賞】


そして、明石市立天文科学館 (am12.jp)と言えば、プラネタリウム。

「サイエンス学科」としては、ここまで自由時間とし、皆でプラネタリウムを鑑賞しました。

  

日本で稼働する中では最も古い機械ですが、映し出される天体の美しさ、動きの繊細さは素晴らしく、技術の高さにため息が出ます。

様々な変わったイベントもありますし(「プラ"寝た"リウム」とか、音楽鑑賞とか)、話術も素晴らしく、そもそも入場料金にプラネタリウム鑑賞料金も含まれておりますので、是非、楽しんで頂ければと思います。


今回は紹介しきれませんでしたが、明石市立天文科学館 (am12.jp)には、まだまだ「子午線」にまつわる展示や

   

「時」に関する展示

  

もちろん、「天文」「宇宙」に関する展示も充実しています。

  


今回は、あかねカレッジサイエンス学科の授業の一環としての訪問でしたが、親子で行っても楽しめますし、様々なイベントも行われています。
夏休みの自由研究の勉強にでも、是非訪れてみてはいかがでしょうか。

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