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【サイエンスショー】空気砲実験!
- 04_イベント・講演会,理科
<SDGsアドバイザーが講師をつとめる、兵庫県の理科実験教室、キッズアース播磨町校です。

サイエンスショーでは定番の「空気砲」。
キッズアース播磨町校も大きな組立式空気砲を持っていますが、あまり使いません…その理由はのちほど。

しかし、2月3月には、2024年度あかねカレッジ サイエンス学科の最終回、OB会での体験実験、播磨西小学校学童でのサイエンスショーと、、3度ほど使う機会がありました。
【サイエンスショーと空気砲】
サイエンスショーと言えば、空気砲というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
キッズアース本校のサイエンスショーでも、空気砲は大活躍しています。
「空気砲の実験を」とリクエスト頂くことも多いですし、他の科学実験、理科実験教室でも、空気砲を使ったサイエンスショーは人気です。
みなさん、持ち運びにはいろいろ工夫されていて、素材もいろいろ。
キッズアース播磨町校の巨大空気砲は、プラダンを使った組立式です。
この説明については、下記リンクを参照ください


変わったところでは、円形のビニールプールを組み合わせて持ち運べるようにしているところも。
これだと、「空気を入れる」も含めてお話出来るので、非常に面白い工夫ですね。
アメリカのサイエンスショーで、この「空気砲」を見て、分かりやすく工夫し、日本に紹介したのが、米村でんじろう先生。
サイエンスショーの先駆者、先導者、トップランナーである先生の大きな業績の一つだと思います。
【空気砲とバブルリング】
さて、冒頭に「空気砲」を使ったサイエンスショーは、あまりしないと言いました。
この理由は、「空気砲」を使って紹介できる科学現象があまり身近にないから、です。
空気は空気でも、水中になりますが、イルカの作るバブルリングは見たことある人がいるかもしれません。
タバコを吸う人が多かった時代は、このバブルリングをタバコの煙を吹き出して作る人もいたのですが…
今の時代、子どもたち相手に、「タバコの煙で作れます」という話はさすがにできません(笑)
さておき、このリング状の空気の塊が押し出されて進む際、「渦輪」と呼ばれる現象が起こっています。
打ち出された空気は、押し出された方向に進みながら、現在ある空気とぶつかり、リングの周辺で回転します。

でんじろう先生のサイエンスショーでは、打ち出しの穴に銀色のテープをかけておき、一緒に飛ばしていました。
こうすると、銀色のテープが回転しながら飛んでいく様子を見ることが出来ます。
さらに進んだ空気砲の実験としては、
・穴の大きさを変えたらどうなるか
・穴の形を変えたらどうなるか
・穴の数を変えたらどうなるか
など調べてみると面白いでしょう。
ネットで調べても分かるかもしれませんが、
自分の手でやると、理解が深まります。
【サイエンスショー】
また、当校実施のサイエンスショーや実験工作は、テーマ別の体験型実験教室となっています。
どの講座も楽しく、いろいろと依頼を頂いています。
「空気砲」を使うのは、空気の実験だけなので、空気砲の出番が少ない、というのもあります。



もちろん「空気砲」の実験はじめ、ご相談に応じて、新テーマで行うことも可能ですし、コラボ企画なども検討いたします。
また、金額につきましては、予算に応じての実施とさせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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