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【2024年ルミナリエ】鎮魂と復興への祈り

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さて、2024年は、元日から能登半島の地震のニュースが飛び込んできました。

1995年1月17日の「阪神淡路大震災」が起こる1か月前、
1994年12月28日には「三陸はるか沖地震」があり、その1年前、
1993年7月12日には「北海道南西沖地震」がありました。

お正月に発生した地震で言えば、2019年1月3日の「熊本地震」が記憶に新しいところです。

東日本大震災も含め、寒い中、寒い地域での災害は、防寒、防火の観点からも、厳しい避難生活が強いられます。
一日も早い復興・復旧を願うばかりです。


【神戸ルミナリエ】

神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災の記憶を後世に語り継ぐとともに、神戸の希望を象徴する行事として開催されてきました。

  
  
(2018年のルミナリエ)

コロナ前までは、12月に開催されてきましたが、密を避ける意味もあって、
2024年からは1月に分散開催(今までは一方通行ルートで開催)されることになりました。

第29回 神戸ルミナリエ 2024 ? Feel KOBE 神戸公式観光サイト (feel-kobe.jp)

来年は震災から30年。
ルミナリエも30回目を迎えることになります。


【2024年のルミナリエ】

神戸に仕事で行ったのが1月18日で、実施の前日だったのですが、
メリケンパークの前を通ると、ちょうどルミナリエの設置中でした。

  

この部分は有料エリアとなり、入場料は来年度以降も開催していくための資金として活用されるとのことです。

あいにくの小雨模様で、まだ夕方だったこともあり、少し寂しい写真になりましたが、当日以降はきっともっと美しい姿を見せてくれることでしょう。




【神戸港震災メモリアルパーク】


メリケンパークには、神戸港震災メモリアルパークがあります。

  


神戸は開港以来、港町として発展を遂げてきたのですが、震災では大きな被害を受けました。
その被害の大きさを後世に伝えるため、当時の姿をそのままに保存しているのが、この神戸港震災メモリアルパークです。

この割れた岸壁、傾いた街灯を見れば、地震の力の姿が伝わります。

今回の能登半島地震でも、4mの隆起があったと伝えられています。


港というのは、時間とお金を掛けて、船が通りやすいように、人が利用しやすいように整備されてきたものです。

それがダメージを受けるとどうなるか。

阪神淡路大震災の時にも、港からの物資搬入が困難になり、苦労した様子が写真に残されています。

今回の能登では、港の復興も大きなテーマになってくることでしょう。

神戸ルミナリエは、「鎮魂の祈り」でもあり、「希望の灯」でもあります。
少しでも早く、震災からの復旧、復興が進められることを祈念します。


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