キッズアース播磨町校「共明塾」

ブログ・お知らせ

【サイエンスショー】こどもイーグレフェス@しろみエール

    03_自由研究,04_イベント・講演会
SDGsアドバイザーが講師をつとめる、兵庫県の理科実験教室キッズアース播磨町校です。
サイエンスショーや、Youtubeでの「1分間実験動画」配信なども行っています。
お気軽にお問合せください。
東大卒講師が勉強のノウハウを楽しく教える、播磨町の共明塾です。神戸、加古川、明石、高砂からも是非お越しください。



5月5日は「こどもの日」!
イーグレ姫路にて、しろみエール (shiromi-yell.com)さんの主催で行われた「こどもイーグレフェス」にて、
サイエンスショー「飛ばしてみよう!」を開催してきました♪





【こどもイーグレフェス】

こどもの日イベントだけあって、サイエンスショーだけではなく、楽しいイベントが盛りだくさん!

二階に上がれば、巨大ダンボール迷路や、英字新聞を使ったカブトづくり、
絵本の読み聞かせ、カブトムシの幼虫のプレゼントもありました。

  

「飛ばしてみよう!」の前は、シャボン玉おじさんによるパフォーマンス、
後には、丸シールアート「シロミザウルス」をみんなで作る企画も!

  


ポップコーンに、アイス、レモネードなどの食べ物の出店もありましたし、
向かい側の大手前公園では「第10回 ロハスパーク姫路」が行われており、
こちらでも様々な飲食やマルシェの出店、パフォーマンスなどが行われていました。


いやぁ、楽しい一日でした!

主催のしろみエールさんによる開催レポートはこちら。




【飛ばしてみよう!】


さて、こちらの担当する「飛ばしてみよう!」の流れは

〇「飛ぶものなにかな?」で様々な「飛ぶもの」をあげてもらう
〇「飛び方の分類」で「飛び方」を様々な方法に分類する
〇「飛び方」の紹介をしながら3種類の飛行体工作をする

という段取りだったのですが…

オープンスペースでのイベントは、思ったようには進まない(笑)!

次から次へと、立ち寄られた方が途中参加されるので、ホワイトボードは書きっぱなしのまま、とにかく工作を回す形になりました。

  

今回、作ったのは次の3種類。




〈紙コプター〉

「ヘリコプター」はギリシャ語の
「螺旋(ヘリックス)」と
「翼(プテロン)」に由来するので、
「紙プター」あるいは「紙ヘリ」が
正しいのかもしれませんが…
ここは「竹コプター」に敬意を表して(笑)

切ってある紙を折って、先にクリップを付けるだけで、
面白いように回転しながら落ちていきます。

この形は、例えばカエデやアオギリの種が近い形をしています。
回転しながらゆっくり落下することで、周りの風の影響などを受け、
タネを遠くに飛ばす、というわけです。



〈アルソミトラ・グライダー〉

「アルソミトラの種」は、実験パフォーマンスなどで紹介されることの多い植物です。
羽根の部分がとても大きく、グライダーのように…と言ってしまうと、下記の本の著者、鈴木先生に怒られてしまいます。

先生曰く、「グライダーがアルソミトラの真似をしたのであって、その逆ではない」。その通りです。

今回の実験では、この本からいろいろと勉強させて頂きました。

タネの代わりにシールを貼って錘(おもり)にして落ち方を観察し、さらにクリップを加えることで遠くまで飛ばす、という実験をしたのですが、飛ぶ距離がだいぶ違ってきます。

こうやって、いろいろな重さのタネがあるから、いろんなところで芽吹くことが出来るんだよ、という話をさせてもらったのですが、この本を読んでなければ、こういう話は出来ませんでした。



https://www.amazon.co.jp/dp/4802081634


〈フライング・リング〉


この「フライング・リング」は、植物のタネや鳥の羽とかには何の関係もありません。

リング状のものは意外と安定して飛ぶ、という実験で、大小のリングを組合せることで、さらに安定性を増しています。

今回、個別に工作出来るテーブルは特に用意しない、という話でしたので、立ってでも出来るよう、両面テープの紙を剥がして貼ったらクリップを付けて終わり、のところまで、準備をしておきました。

事前準備は多少手間暇かかりましたが、当日は3つの工作合わせても、早ければ5分とかからず、長くても10分もかからない程度の工作になったので、非常にやりやすかったです。

余った分は、後日「あかねカレッジ サイエンス学科」の授業でも使わせて頂きました。


そうそう!
今回は特別企画として、「たんぽぽのタネ」をプレゼントしました。

もちろん、みんな見たことのあるものでしょうし、吹き飛ばしたことも何度もあるとは思いますが、改めて、どうしてこれが飛ぶのか、考えてもらうきっかけになれば、との思いで配りました。

工作3つとタンポポのタネを持ち帰ってもらい、子どもたちも嬉しそうにしていました。

これだけやって、参加者無料ですからね。
主催者(とキッズアース播磨町校)太っ腹だと思います(笑)


【サイエンスショー】

非常に楽しい実験工作教室となりました。
なお、講義形式で飛行機の歴史をたどれるバージョンも作っており、播磨町のサマースクールでは、講義&工作の形をとる予定です。

この実験も含め、キッズアース播磨町校では、ご依頼に応じて、サイエンスショーや実験工作などの出張講座を行っております。
テーマ別の体験型実験教室となっており、どの講座も楽しい内容になっています。

少人数でも実施いたしますので、お気軽にお問い合わせください。




このほかにも「からくりおもちゃ」「磁石」などをテーマにした内容もあります。
また、ご相談に応じて、新テーマで行うことも可能ですし、コラボ企画なども検討いたします。

お気軽にお問い合わせください。


    サイエンスショー,夏休みの工作,工作,実験工作,出張講座,鳥,姫路,姫路城,理科実験教室,理科実験自由研究

オススメ記事