キッズアース播磨町校「共明塾」

ブログ・お知らせ

【サイエンスショー】飛ばしてみよう!@播磨町

    03_自由研究,04_イベント・講演会,理科
SDGsアドバイザーが講師をつとめる、兵庫県の理科実験教室キッズアース播磨町校です。
サイエンスショーや、Youtubeでの「1分間実験動画」配信なども行っています。
お気軽にお問合せください。
東大卒講師が勉強のノウハウを楽しく教える、播磨町の共明塾です。神戸、加古川、明石、高砂からも是非お越しください。


⑨⑩の「とばしてみよう!」を担当しました。



同日に低学年・高学年を同時に行うスケジュール。
最初は、同じ工作でも良いかとお受けしたのですが、よく考えれば、そういうわけにもいかず、新しい工作も交えながらのイベントとなりました。


【「飛ぶ」って何?】


今回の準備にあたって、様々な本を参考にしていますが、根本的な意味で参考になったのは、かこさとし先生の「宇宙」でした。



この本、何がすごいって、最初のページが「ノミ」から始まっていることです。
ノミが跳ぶ。自分の身体の何倍も跳ぶ。では、もっと跳ぶ虫は?というところから始まって、高さとスピードの話を展開していく。
ページをめくっていくうちに、気が付けば、人類は宇宙へと飛び出し、その先にある広大無辺な広がりを考え俯瞰することが出来るようになる…この構成が素晴らしい。
宇宙の描写、もととなっている科学知識、詰め込みと思われるほど詰め込まれた情報量、どこを取っても勉強になる作品です。

実験で体験してもらう範囲では、こんなに壮大なお話までは詰め込めませんが、このマインドは持っていたいと思います。

参考にさせて頂いた本をもう少しご紹介。

ドラえもん科学ワールド」のシリーズは、キッズアース播磨町校の本棚にもたくさん並べてあります。
このシリーズ、「テーマに関連するドラえもんのエピソード」+「専門家による解説」を連ねて一つのテーマを探求するという作りになっています。
様々なテーマについて、複数のエピソードを見つけられる「ドラえもん」。
藤子不二雄先生の幅の広さと科学知識の確かさに、驚かされるばかりです。

この「空を飛ぶ仕組み」は、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 (そらはく)さん監修で、飛行機やロケットのみならず、昆虫や動植物まで広く解説されていて、とても参考になりました。
この一冊だけで良かったのではと思うくらい(笑)

とはいえ、もう一冊。


https://www.amazon.co.jp/dp/4802081634

鈴木先生は、愛知県で長らく「空を飛ぶタネ」の実験をされてきた先生で、アルソミトラの自生地にも足を運ばれています。

「タネの模型を作る」工作をすると、どうしても、どうやったらよく飛ぶようになるだろう、どう飛ばしたらよいだろう、と「正解」を求めてしまいがちなのですが、自然にできるタネは、いろいろな重さのタネ、大きさの違う羽根があるから、いろんなところで芽吹くことが出来るわけです。

当たり前のことではあるのですが、とても大事なことで、この本を読んでなければ、ちゃんと向き合うことのなかった視点だったな、と思います。





【実験工作】


さて、今回作ったのは、

  

【サイエンスショー】こどもイーグレフェス@しろみエール でも作った「フライング・リング」「アルソミトラ・グライダー」「紙コプター」に加えて、新作の「簡単モモンガ・グライダー」、子供の科学さんの紙飛行機(「よく飛ぶ紙飛行機をつくって飛ばそう」型紙ダウンロード│コカネット (kodomonokagaku.com))になります。


  


低学年には「フライング・リング」「アルソミトラ・グライダー」「紙コプター」
高学年には「アルソミトラ・グライダー」「簡単モモンガ・グライダー」「子どもの科学紙飛行機」
を作ってもらいました。

みなさん、楽しく作ることが出来ました。

また、アルソミトラのタネの説明とあわせて、タンポポのタネの配布もさせてもらいました。

高学年が作ったものに関して言えば、「植物」「動物」「人間」のそれぞれの工夫を体験してもらった、ということになります。
お話の方も、楽しく聞いて頂くことが出来ました。



【サイエンスショー】

非常に楽しい実験工作教室となりました。

この実験も含め、キッズアース播磨町校では、ご依頼に応じて、サイエンスショーや実験工作などの出張講座を行っております。
テーマ別の体験型実験教室となっており、どの講座も楽しい内容になっています。

少人数でも実施いたしますので、お気軽にお問い合わせください。



また、ご相談に応じて、新テーマで行うことも可能ですし、コラボ企画なども検討いたします。

お気軽にお問い合わせください。


    オススメ記事