ブログ・お知らせ
- NEWS最新の記事
【部活地域移行】閃光実験! @放課後理科クラブ
- 04_イベント・講演会,理科
SDGsアドバイザーが講師をつとめる、兵庫県の理科実験教室、キッズアース播磨町校です。
キッズアース播磨町校は小学生向けの理科実験教室ですが、現在、教育改革の中で進められている部活動の地域移行に協力する形で、播磨町の中学生向けに「放課後理科クラブ」というクラブ活動を行っています。
どんな実験をしたいか、という話の中で「光る実験をやりたい」という声が出たので、やってみることにしました。
今回、ケミカルライトの実験をしましたが、理科実験のクラブで「光る実験」と言えば!の実験を忘れていました。
【ケミカルライト】
100円ショップでも売られている、「ケミカルライト」という商品があります。
製造元を見ると、そのほとんどが「株式会社ルミカ」さんの製品だということが分かります。
「ケミカルライト」は、“酸化液”と“蛍光液”が混じりあうことで発光します。
酸化液には「過酸化水素」、蛍光液には「シュウ酸エステル」が使われているそうです。
同じく100円ショップで売られている「ケミカルライト実験セット」を使って実験してみましょう。
二つの液を混ぜることで、発光が始まりました。
「過酸化水素」が「シュウ酸エステル」を分解する際のエネルギーが「色素(蛍光液)」に伝わることで光るという仕組みです。
ルミカさんのサイトによると、光の三原色を使うことで、様々な色を作り出すことが出来るそうです。
商品としても、様々な色を出していらっしゃいます。
今度は棒状の商品を光らせてみましょう。
商品によって、明るさや持続時間が違うわけですが、これについての説明も、ルミカさんの説明をご参照ください。
酸化液に含まれる「触媒」の濃度によって、明るさと発光時間を調整しているということですね。
長いものだと12時間近く発光するものもありますし、明るいものは2~3分の発光時間というものもあります。
【防災用品としても】
この商品は、化学反応で光っていますので、熱を出すこともありませんし、風などで消えることもありません。
その意味で、防災グッズとしても役に立つ製品ですが、消灯は出来ず、使いきりなので、その点には注意が必要です。
メリット : 火を使わない、熱をださない、電池・電源などが不要、水中(暴風雨の中)でも使用可能
デメリット: 消灯できない、使い切り・使い捨て、明るさの調整が出来ない
|
【光る実験は続く!】
今回、ケミカルライトの実験をしましたが、理科実験のクラブで「光る実験」と言えば!の実験を忘れていました。
そうです、あの発明王が行った有名な実験です!
次回は、この実験を行って、次のお話に進みたいと思います。
オススメ記事
-
- お知らせ
-
- お知らせ
-
- お知らせ