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【奈良】「最先端技術」としての大仏様
- 03_自由研究
奈良と言えば、大仏様。
聖武天皇による743年の発願から、752年の開眼供養会まで、
約10年の歳月をかけた一大国家プロジェクトにより、
廬舎那仏像(大仏様)は造立されました。
平安時代末期(1180年)と、いわゆる戦国時代(1567年)の二度の焼失にあっていますが、
蓮華座の一部や脚部は当初から現存していると言われています。
奈良時代というのは、遣唐使を通じ、文化的にも技術的にも「世界」とつながっていた時代です。
現在のオリンピックや万博などがそうであるように、
国家プロジェクトとして、莫大なお金と知恵が集められました。
また、開眼供養会に際しては、インドからも高僧が招かれ、
中国や朝鮮の楽団も色を添える国際色豊かな式典となったと記録されています。
正倉院には、その時の奉納舞で使われた面等も残されています。
さて、大仏様には「鋳造」という技術が使われています。
粘土で二重の型を作って、間に溶けた銅を流し込み、外側を外し、表面を仕上げする、という手順です。
では、こんな大きなものは無理でも、小さなものは作れないでしょうか。
自作キットを利用すれば、ちょっとした鋳造体験をすることが出来ます。
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しかし、やはり、小学生に高温のものを扱わせるのは、不安ですね。
東京の「IRON CAFE」さんでは、80℃で溶ける金属を使って、鋳造体験が出来るそうです。
これなら大丈夫そう。
サイトもお洒落。
小学生以上なら、鋳造体験もさせてもらえるそうです。
キットが5,400円で、体験も同じ値段ですから、行けるなら是非体験に行ってみたいですね。
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