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【終戦記念日】へいわとせんそう
- 07_おすすめ本・映画
1945年8月15日、昭和天皇による玉音放送が戦争の終わりを告げました。
その当初の目的が、国を護るためであったとしても、植民地の開放という美辞麗句であったとしても、国民の生活を犠牲にし、危険に晒し、命を失わさせ、また同時に他国の人間をも殺した事実、その責任が軽くなるわけではありません。
この本は、平和について、そして戦争について考える、何らかのヒントになるのではないでしょうか。
題名もシンプルなら、内容もシンプル。
それだけに、谷川俊太郎さんの「凄み」を見せつけられます。
難しい言葉で語られる「平和」や「戦争」には、どこかに違うモノが加えられてしまいます。
簡単で分かりやすい言葉だからこそ、ダイレクトに伝わるのだと思います。
日本という国が、「戦後」という言葉で、70年以上も「平和」な時代を過ごしてくることが出来た幸せをかみしめながら、その「平和」を維持してこられた先達への感謝と、世界中にいまだあふれる「戦争」や「暴力」が終わるようにという願いを込めた祈りを、捧げたいと思います。
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