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【休校対応】高校入試対策:国語

    06_受験関連,国語

兵庫県の公立高校入試対策として、国語のやるべきことを書いておきます。
(過去問を前提としています。)

[1]

兵庫県の入試では、ここしばらく、「敬語」「慣用表現」の問題が出ています。

例えば2017年の「慣用表現」では、

「石にしがみついてでも(×)」→「石にかじりついてでも(〇)」
「そうは問屋が許さない(×)」→「そうは問屋が卸さない(〇)」

などが出ています。

これは、「覚える」というより「慣れる」問題なので、空き時間に慣用表現や敬語をまとめたものを、少し注意して眺めるようにしてください。
どれだけ違和感を感じられるかがカギになります。

[2][3]

漢文・古文が現代文より先に出るのも、ここ数年の傾向です。
漢文・古文についての対策は簡単です。

たくさんの文章を声に出して読む

これだけです。

漢文は親切にも書き下し文がついています。これを音読してください。

古文にはちゃんと難しい単語の注釈がついています。分からないと思ったらそれを参考にとにかく音読です。

漢文だの古文だの、言い方の問題で、読み下した漢文は日本語です。古文も当然日本語です。

声に出して読めば、そんなに難しくないことが、はっきりとわかるはずです。

[4]

小説文で勘違いしやすい間違いは、自分の感情・感想を書いてしまう、選んでしまうことです。
小説では、主人公あるいは登場人物の気持ちについて考えなければいけません。

どれだけ「彼ら・彼女ら」の気持ちに寄り添えるかがカギです。

小説は、「彼ら・彼女ら」の感情の動きを読者に伝えるために、文章の中で、あの手この手を使って説明しています。
なので、答えは文章の中に必ずあります

「私なら、そう思わないな」は、いりません。
彼ら・彼女らは、どう思って行動しているのだろう」を考えてください。

[5]

論説文は、「作者の言いたいこと」を考える、が正解です。

小説の場合と同じで、「私はこう考える」は意味がありません。
「みんなこう言っている」ましてや「ネットにあった」なんて論外です。

作者は何が言いたいのだろう」、結局のところ、聞かれているのはこれなのです。
何をテーマにしていて、作者の最も言いたいことは何か、これをしっかり見極めれば、答えに迷うことはなくなるはずです。

以上、国語対策について駆け足で見てきました。

残された時間は限られていますが、今こそが成長のチャンス、合格への道を描くチャンスです。
時間を有効に活用して、描きたい夢を描きましょう!

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