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【休校対応】高校入試対策:数学
- 06_受験関連
兵庫県の公立高校入試対策として、数学のやるべきことを書いておきます。
(過去問を前提としています。)
数学のカギは「時間配分」と「簡単な問題を間違えない」です。
後ろの方から説明しましょう。
たとえば、最初の問題である「-8+2=」の配点は4点。
一方、(詳細省略しますが)「A,B,Cを通る円の半径は何pか」という問題の配点は3点です。
つまり、難しい問題にチャレンジして時間を使うより、
簡単な問題を間違えないことの方が重要になるのです。
そして、このことを考えると、「時間配分」の考え方も少し変わります。
例えば[3]の問題で、難しい(3)に時間を使うより、先に[4]の(1)を確実に解いた方が点数につながる、ということになります。
こういうのは、受験テクニック的な話になるので、あまりしたくない話なのですが、合理的に考えるとそうなる、ということです。
兵庫県の入試は、スピード勝負の部分があります。
簡単な問題をいかに早く正確に解き、難しい問題に時間をかけることが出来るか、これが重要だということです。
さて、各問を見ていきましょう。
[1]
いわゆる「計算問題」です。
最近は統計関連の問題も出ているので、「中央値」や「最頻値」などの用語も確認しておいてください。
また、統計と方程式を組み合わせた問題も過去には出ています。
「平均値」の求め方、意味もしっかり勉強しておきましょう、。
作図の問題も確認しておいてください。
作図の基本は「垂直二等分線」と「角の二等分線」。
この二つの意味と書き方は覚えておきましょう。
[2]以降は、ここ数年問題の順番が変わっているので、単元の形で説明します。
【連立方程式】
最近は、ただの方程式問題ではなく、他分野との組み合わせ、料金プラン問題などの形で出ています。
「分からないものをx,yとする」のは、基本中の基本。
時間なら時間、金額なら金額、距離なら距離、と単位をしっかり合わせてください。
【関数】
「2次関数と直線」の問題は昔からありましたが、円などを使った図形問題との組み合わせ、変域の問題など、難易度は上がっています。
y軸を使った三角形の面積の求め方など、頭を整理して、「形」をしっかり眺めてください。
【証明問題】
証明問題は、穴埋めの形で出ることが多いです。
何を証明しようとしているのか、文章に従って、思考を整理しながら埋めていきましょう。
【グラフ問題】
速さ・時間・ダイヤグラム、様々な形で、グラフの問題は出題されます。
しかし、これはまさにボーナス問題。
問題に描かれている通りにグラフを描き、そこから考えていきましょう。
【確率】
「樹形図」を頭にいれて、あとはいかにそれをパターン化できるか、です。
分からなければ、力尽くでも答えを出すことが出来るはず。
パターン化出来れば、次の小問へと進めますし、目の前の問題がとりあえず解けてもその先が思いつかなければ、次の大問に進むのもありです。
以上、数学対策について駆け足で見てきました。
実際に問題を解いているのを見ないと、アドバイス出来ないことも多いですし、これだけ読んでも何が何だか、ということもあるでしょう。
その場合は、お気軽にお問合せ頂ければと思います。
残された時間は限られていますが、今こそが成長のチャンス、合格への道を描くチャンスです。
時間を有効に活用して、描きたい夢を描きましょう!
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