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【終戦記念日】それでも戦争はつづく…
- 09_その他
今から75年前の1945年8月15日正午、ポツダム宣言の受諾を国民に告げる「玉音放送」が流れました。
これをもって、8月15日は終戦記念日とされ、長きに渡った太平洋戦争は終わりを告げることになります。
日本はそれから戦争の舞台となることなく、75年の間、平和を享受してきたのですが、
世界を見渡してみると、この間、様々な国や地域で、国家間だけではなく、内戦という形も含め、
何らかの武力を伴う闘争が行われてきました。
たとえ、始めた目的が正義のためであったとしても、武力を伴った闘争である以上、
多かれ少なかれ、無関係であるはずの人々を巻き込み、その命を奪ってしまいます。
あるいは、何気ない日々の営みを含む文化や伝統、自然にも影響を与えますし、
本来得られたはずの経済的発展をも犠牲にしてしまう、という側面もあります。
日本が敗戦の焼け野原の中から復興し、経済成長を遂げ、
何気ない日常生活を送ることが出来るようになった背景には、
この長く続いた「平和」があったということが出来るでしょう。
では、翻って、何故、日本は戦争に至ったのか。
そんなことに思いを馳せてみるのも良いと思います。
また、戦争の「正しさ」について考えてみるのも良いでしょう。
そして、哀しいことに、世界で戦争がなくならない現実的な理由もあるのです。
終戦記念日、「戦争」について、改めて考えてみませんか。
- 加藤陽子,今日は終戦記念日2020,終戦記念日,戦争,池上彰,藤原帰一,平和,平和主義
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