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【算数と数学】誕生日のパラドックス1
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8月16日は、私の誕生日でした。
小学生の頃、40人のクラスで、私と同じ誕生日の人が2人いて(私も入れて3人が同じ誕生日)、
「誕生日占いってあてにならないなぁ…」と思ったことを覚えています。
ところで、「40人のクラスで、私と同じ誕生日の人が2人以上いる」確率ってどれくらいでしょう?
これを計算すると(※この計算はBでやります)、約0.5%になりますので、まぁ、珍しいと言えると思います。
さて、「誕生日のパラドックス」という有名な問題があります。
今は1クラス当たりの人数は減っていますが、同じく40人のクラスで考えましょう。
クラスの中に、「私と同じ誕生日」ではなく、どのペアでもトリオでも良いので、
とにかく、「同じ誕生日の人がいる」という確率は、どれくらいだと思いますか?
1年は365日だとします。
(2月29日生まれの人には、ごめんなさいです)
365日のいつ生まれたかはランダムなので、結構少ない確率になりそうだな、と思いませんか?
実は、40人のクラスに誰かと誰かの誕生日が同じである確率は、89%になります。
カシオさんが、クラスの人数に応じて計算できるサイトを提供してらっしゃるので、自分のクラスの人数を入れてみてください。
→ カシオ計算サイト「誕生日が一致する確率」
計算してみると、23人集まれば、その中に一組でも誕生日が一致するペアがいる確率は50%を越えるのです。
少し不思議に思いませんか?
ちなみに、「私と同じ誕生日の人がいる確率」は、約10%。
これだと、まぁ、そうかな、という程度ですね。
こちらもカシオさんのサイトで計算できます。
→ カシオ計算サイト「自分の誕生日と一致する確率」
せっかくだから、「確率の問題」として自分で考えてみましょう。
この計算の式は、「余事象」という考え方を使って立てるのがセオリーです。
その解説は次回に譲ります。
- 確率,算数,私の誕生日,自由研究,数学,大学受験,誕生日のパラドックス,東京大学,同じ誕生日の人
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